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Windows11でローカルネットワーク接続できない場合の対処法

目次
Windows11でローカルネットワーク接続できない場合の対処法
Windows11でローカルネットワーク接続できない場合の対処法の解説
LAN上の他のPC、NAS、複合機、SMB(SAMBA)などの共有フォルダ(ディレクトリ)にアクセスできないときに試すと良い。
逆に、LAN上の他PC等にアクセスできる場合は、特にこの頁の内容を実行する必要はない。
ゲストログオンを有効にして、デジタル署名を無効にする
レジストリエディタを起動
キーボードの[Windows]キーを押しながら[R]キーを押します。
名前欄に「regedit」と入力後に[OK]をクリックします。
※ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合は、[はい]をクリックします。
レジストリに項目を追加
[コンピューター]
→[HKEY_LOCAL_MACHINE]
→[SYSTEM]
→[CurrentControlSet]
→[Services]
→[LanmanWorkstation]
→[Parameters]
ウィンドウの右側に[AllowInsecureGuestAuth]があるか確認する。
※接続できない場合、通常は AllowInsecureGuestAuth はない。
レジストリエディタで作業
- ウィンドウ右側の何もないところで右クリック後、[新規]→[DWORD (32 ビット) 値]の順にクリック
- [AllowInsecureGuestAuth]に名前を変更
- [AllowInsecureGuestAuth]をダブルクリック後、[データの値]を1に変更
- ウィンドウ右側の何もないところで右クリック後、[新規]→[DWORD (32 ビット) 値]の順にクリック
- [RequireSecuritySignature]に名前を変更
パソコンを再起動後、LAN上の他のPC等にアクセスできる。
原因
Windows 11 24H2以降、他PCやファイルサーバー(NAS)等にアクセスする際に、ゲストユーザー(ユーザー名パスワードを必要とせずにアクセスできるユーザー)をブロックする仕様に変更された。
そこで、AllowInsecureGuestAuth(アロー インセキュア ゲスト オース)としてゲスト認証を有効にすることで他PCやNASにアクセスできるようにする。
ただし、当然セキュリティは低下する。
