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ホームページ制作依頼時の注意点
企業はもとより、個人でもホームページを持つ方が増えています。
昔は専門的な知識がないとホームページの開設は難しい部分がありましたが、WordPressの登場により、テーマを設定してしまえば全くの素人でもそれなりのホームページが作れるようになりました。
これは企業でも個人でも同じです。
決められた場所に画像やテキストを挿入し、背景の色やカテゴリーの設定、文字の大きさを設定すれば形としては成立します。
ドメインの取得、サーバーの確保も価格競争により個人でも手が出しやすい価格帯で提供されていますから、趣味として個人ブログを開設するのはハードルが低いと思います。
しかし、企業の場合はどうでしょうか。
安価なサーバーを利用し、個人のホームページに近いようなサイトを運営していたとすると、その企業を初めて知った方の印象はあまり良くないですよね?
表示されるまでに時間がかかる、知りたい情報がどこにあるのか分からない、問い合わせをしたいけどメーラーが立ち上がるだけでお問い合わせフォームすらない・・・
こんな状態ではホームページを持っていることがデメリットになってしまう可能性もあります。
ホームページは企業の顔です。
企業が持つブランド力を全国へ発信し、取り引き先や、新規見込み客へ自社の理念や製品をしっかり伝える必要があります。
でも、ホームページって簡単そうだけど、よく分からない。
どうやって契約したら良いのか分からない。
今回はそんな方へホームページ制作会社に依頼する際の注意点をお伝えします。
ホームページに関する最低限の知識を身に付けましょう
自社の情報をどれくらい発信したいのか、どれくらいのボリュームになりそうかを把握します。また、ホームページにかけられる予算を決めます。予算が決まったら、その予算で制作可能そうか調べます。その際、好みのデザインが見つかればブックマークをしておくことをオススメします。
ホームページ制作会社を安易に決定しない
ホームページの制作料金はピンキリです。
もちろんボリュームや内容によって大きく変わりますが、一般的な4,5ページくらいのサイトであっても制作会社によって見積金額は違ってきます。
それは制作会社によって成果物が違うからです。
凝ったホームページを作る会社は高くなるでしょうし、流れ作業的に制作する会社は安価で制作できるかも知れません。
もちろん、イニシャルコストは安いに越したことはないのでしょうが、それが結果的に高くついてしまう可能性もあることを知っておいてください。
ホームページに対する知識が乏しいところにつけこんで、後々オプションやページ追加などで追加費用を請求する業者に引っかかったことがある企業を知っているからです。
また、気を付けなければならないのは、ゼロ円に近い費用で制作してくれるホームページ会社です。
考えてみてください。
ゼロ円でホームページを作ってもらえるなんて、現実的ではありませんよね?
その企業はどこでもうけるのでしょうか?
それは、月々のメンテナンス等で費用が発生するからです。
これもとある企業の話ですが、ゼロ円でホームページを制作してもらったものの、月々50,000円のランニングコストが発生し、しかも7年契約だったそうです。
合計すると、420万円です。
そんな契約をする会社、本当にあるの?
最初から計算したら分かりそうなのに・・・
そう思う方が多いかと思います。
でも、これは事実です。
自社のことを考えてくれているか見極めよう
制作会社の一方的な意見で決めてしまうと、自社の魅力が伝わらないホームページになってしまいます。
ホームページでどんな情報を発信したいのか、何を表現したいのかを明確に伝え、その内容を形にしてくれそうな業者を選定しましょう。
全く見当違いのホームページができても、誰も見に来ませんし、そもそも、愛着が湧かないホームページは持っていても意味がない様な気がします。
また、ホームページの使い勝手の良さもポイントの1つです。
ホームページが納品された後、自社でメンテナンスするとなった場合、あまりに使い勝手が悪いと記事、ブログの更新すらできない、なんてことになったりするかも知れません。
その辺りの気遣いがある制作会社を選ぶと良いと思います。
SEO対策
せっかく費用を使って開設したホームページも、誰も見に来なければもったいない話です。
特定の検索ワードを入力した際、自社ホームページを上位表示させる対策がSEO対策です。
SEO対策について深く書くとかなり長くなってしまうので、ここでは簡単に紹介しますが、自社の狙ったワードで検索された際、上位表示される可能性があるのか、見込みが低ければどんなワードであれば上位表示されそうなのかについて相談できる制作会社が良いです。
また、どんな実績があるのかも大事なポイントです。
今回はざっくりと3つのポイントに分けて書いてみました。
まだまだお伝えしたいポイントはありますが、今回はここまでにしたいと思います。
ではまた。