記事は掛け算

いくつか記事の重要性についてお話ししてきました。
自社ビジネスに関する情報の発信、その情報を必要としている人への有益性、そして結果として生じる検索順位の向上についてご理解頂けたかと思います。

恐らく記事を書き始めていくつかは書けると思います。
当社はこのようなビジネスをどういった方へ向け、どういった取り組みをしており、それによってどういった社会的ベネフィットを提供しているか、また、業界として今後どういった青写真があり、それにむけてどんな展開を目指しているか。
この様な内容だけでも数記事になるのではないでしょうか。

様々な情報発信は記事制作担当者だけでなく、ブロガー、YouTuberも同じです。
物事に対する視点、切り口、ツールが異なるだけで情報発信という意味ではそれほど違いはありません。それがビジネスの視点なのか、趣味の一環としてお役立ちアイテムを紹介するのか、それを文字で発信するのか音声と映像を合わせて発信するのかの違いです。

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記事のネタがない

そして、この活動を続けていくといつか「ネタ切れ」という壁にぶつかります。

ひょっとしたらみなさんが毎日の様に見ているYouTubeも「あれ?このネタって他のYouTuberもやってたよね」なんて思った経験はありませんか?
一時期流行ったメントスコーラはどのチャンネルもやっていましたよね。

流行りものに便乗するのは視聴回数を増やす意味でも重要です。
トレンドは常に誰かの興味を引く事象のため、自社がそのトレンドに関わる要素があるのでしたら、それについて記述するのは大きなメリットがあります。
例えば毎年リリースされるiPhoneを紹介したり、新しいゲームのレビューなどは、検索数が上位にあるワード、つまりそれだけ多くの方が情報を求めていることに対しての解決に繋がるため、非常に重要な役割を果たします。

世の中は常に何か流行っています。
トレンドを追い掛けていけばネタ切れになることは恐らくないでしょう。
今のトレンドに対して敏感な姿勢を持ち、最新の情報を記事にすることでネタ切れの問題も解消できますし、鮮度の良いサイトを維持することにも繋がります。

思いついたらメモ

アナログではありますが、何か思い付いたことがあったらすぐメモを取る。
机の上にあるノートでも、スマートフォンのボイスメモでも、メモアプリでも、とにかく思い付いたことを忘れない工夫をしてください。
その思い付きが意外に良い記事に繋がったり、あるいはビジネスの役に立ったりするかも知れません。

人は忘れやすい生き物です。
パッと思い付いたことはパッと忘れてしまいます。
思い付いた良いアイディアは仕事をした瞬間に忘れてしまいますし、歩いている最中ならコンビニに陳列してある新商品を見たら忘れてしまいます。

マインドマップ

ノート繋がりで1つご紹介します。
「マインドマップ」ってご存じでしょうか。
マインドマップとはイギリスの教育者であるトニー・ブザン氏が考案した思考の表現方法で、脳の自然な働き方を活かしたノートとして世界中で使われている手法です。

中央にメインとなる要素を配置し、そこから想定される要素、その想定された要素からの要素、といった様に、あたかも大樹が枝葉を広げていくイメージで発想を拡大させます。
現在では本来のマインドマップとは異なる使い方が主流になっていますが、記事作成で応用するのでしたら十分使えるツールかと思います。

自社ビジネスと各項目の掛け算

思い付きをまとめたメモ、マインドマップがあれば、ネタに困っていた記事も比較的書きやすくなったのではないでしょうか。
あとは自社ビジネスと何かしらの要素を組み合わせたテーマを考えるだけです。
例えば飲食店であれば、店×地域、店×流行の食材、店×デザイン、店×政府の施策、といった感じです。
それ単体で考えるとアイディアの広がりを逆に制限してしまう場合があります。
別の素材を用意し、それらを組み合わせることによって発想の広がりを持たせ、さらに別の要素との組み合わせで新たな着想を得る、これが理想形ですね。

少しでも参考になる部分があれば幸いです。

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この記事を書いた人

大学を卒業し、地方銀行へ入行。その後、都市銀行の業務に携わり、広告代理店、大手総合ITベンダー、最大手人材派遣会社、東証1部企業のコンサルタント事業部、IT企業、貿易会社、カフェの経営等を経て今に至る。知財検定の資格も持ちながら危険物取扱者、電気工事士の資格も取得する、キャラ崩壊おじさん。最近の生きがいは愛犬との公園デート。

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